中国語を難しいと思っている人へ日本語の本の紹介
中国語を難しいと思っている人におすすめの本を紹介します。日本語の本です。
10年前の新書ですが今でも新鮮に読むことができます。わたしも勉強を始めたばかりの頃読みました。そしてまた最近読みました。
同じ本を読むという行為のいいところは過去の自分と今の自分を比較できること。まだ中国語を話せない頃はこの本を読んで夢が広がりました。最近また読み返して、今まで中国語を勉強していろいろ経験したことと似ていると思いました。
この本を読んで夢が広がり、しばらくしてこの内容を忘れて中国語に夢中になっていましたが、この本のような出会いや中国語の広がりがありました。
本の帯と同じように「中国語を知るとこんなに世界が広がります」を実践しているような気分です。
タイトル:中国語はおもしろい
著者:新井一二三(あらいひふみ)
出版:講談社現代新書
では内容を見ていきましょう。
中国語はおもしろいの本の感想
目次も魅力的です。今でも何回も読み返しています。ちょっと気になった項目をピックアップします。
華僑と華裔と華人の違い
三つの言葉は知っているけどこの華僑と華裔と華人の違いを説明できる人は少ないですよね。わたしもこの本を読むまではなんとなくしか知りませんでした。
シンガポールに行ったときに中華系の人を華人(ホアレン)と呼んでいたので、最近は華人とばかり呼んでいました。答えは本を読んでみてくださいね。
中国語簡体字のパターン
日本人も漢字の国の人ですが、中国語勉強していない人が中国大陸の簡体字を見るとポカーンとなり急にアラビア文字のようにお手上げになる人も多いですよね。
簡体字はもともと画数の多い漢字を簡略化したもの。この簡略化される過程で8パターンの方法がありました。このパターンを知ると簡体字も覚えやすくなります。
誠品書店
台湾の大きな書店チェーン店で誠品書店という本屋さんがあります。以前この本を読んだときは印象に残っていませんでした。そしてすっかり内容も忘れて台湾へ旅行に行ったときに別のガイドブックを見て誠品書店に行きました。
ある店舗は24時間営業で座り読みOKなんです。すっかり気に入ってしまい地下鉄(MRT)の終電を逃したほどです。そのときはタクシーで帰りました。
最近この本を読んでいると誠品書店の素晴らしさがこと細かに書いてあるではありませんか。なんだかこの本の手のひらで自分が動いているような気分になりました。
中国語に関する日本語の本を読むのもおすすめの勉強法
もしもわたしが本の帯を書くならこんなことを書きます。
中国語ペラペラなアジア人になりたい人の必読書
中国語を勉強するときに、中国語テキストばかりやる必要はありません。日本語で書かれたこの本も大いに中国語の勉強に役立ちます。