中国語会話では理由をいう練習をしよう
中国語を勉強して最初の頃は会話の中でYESかNOで答えてそれで終わりになっていると思います。それでは会話がすぐ終わりもったいないです。
YESやNOのあとに理由を言うと会話が続きます。そして中国語のいい勉強になります。
日本語ではおそらく何も考えずに自然にやっているはずです。しかし始めたばかりの外国語になるとYESかNOで答えてそれで終わりになってしまいがちです。
理由をいうことのポイントを整理していきましょう。
理由をいう事で中国語会話力が上達する三つのポイント
語彙力が増える
相手の聞き耳が立つ
自分の主張が伝わる
中国語会話でも理由をいうとオチになる
理由を言うことにより新たな単語を付け加えなくてはいけません。自然と単語が増えていきます。ここでのポイントは「自然と」というのがポイントです。
ネイティブの会話を聞いていると「なぜなら」という理由の部分が何回も出てくることに気付くと思います。映画でも何回も出てきます。そしてそのあとには重要な内容が続きます。
こちらが「なぜなら」といわなくても「なんで」という質問が来るはずです。この「なぜなら」の中国語単語を知っているだけでも会話にメリハリがつきます。いい会話のキャッチボールが出来ます。
次にもう一つのいいポイントがあります。「なぜなら」と言った瞬間に相手の聞き耳が立ちます。相手がその理由を聞きたがるのです。ということは多少中国語発音が悪くても、理由を聞きたいので相手の心が動きます。そして伝わりやすくなります。
簡単な例で説明していきましょう。
あなたは臭豆腐が好きですか?
はい。
わたしは臭豆腐が好き
なぜなら(理由)
臭豆腐を好きな理由を聞きたくありませんか?
(臭豆腐は台湾で有名な食べ物です。)
彼も中国語を勉強していますか?
いいえ。
彼は今、広東語の勉強をしています。
なぜなら(理由)
これも理由を聞きたくなりませんか?
母国語(日本語)の会話では自然とやっていることでも外国語ではYESかNOで終わってしまいがちです。理由をいうことを頭に置き会話をしてみましょう。最初のうちは違和感があるかもしれません。しかしだんだん慣れてきます。そして頭の中に置いてなくても自然と「なぜなら」というようになります。
これは、話にオチがつくという考えかたもできます。オチがつくと会話にリズムができます。
まとめ
中国語を勉強したばかりの人は最初のうちは何か質問されたら理由をいうようにしましょう。そうすると中国語会話力は加速して上達していきます。