簡体字と繁体字と日本の漢字の違いを比較して台湾中国語を勉強
中国語の漢字には中国大陸で使われる簡体字と台湾や香港で使われる繁体字があります。
簡体字は画数が少ない漢字で、繁体字は画数が多い漢字です。画数が少ない順に並べるとこうなります。
簡体字:中国大陸
日本の漢字:日本
繁体字:台湾、香港
中国大陸も日本もその昔、台湾や香港と同じ画数が多い漢字でした。しかし覚えやすく書きやすくするという国の方針でどんどん画数が少なくなっていきました。台湾や香港では今でも画数の多い繁体字を使っています。
ややこしいのが、三つとも同じ漢字もあれば三つとも違う漢字もあります。二つだけ同じ漢字もあります。
例えば
中国語の「中」は三つとも同じ。
中国語の「国」は簡体字と日本語が同じ。
中国語の「語」は日本語と繁体字が同じです。
もうひとつ例を上げると広東語の広東はこうなります。
簡体字:广东
日本語:広東
繁体字:廣東
台湾中国語の繁体字の3ステップ勉強法
繁体字を勉強したい人も多いですよね。特に台湾や香港に興味のある人は繁体字が書けたり読めたりすると役に立ちます。
これが繁体字のおすすめ勉強法です。
香港人でももちろんOKです。台湾や香港に行くと街の中は当然繁体字だらけです。まずは友達をつくりましょう。
友達になったら仲良くなりましょう。最初は中国語ができなくても大丈夫です。友達になるのに言葉の問題はさほど大きくありません。しかしこの仲良くなることで語学は飛躍的に伸びていきます。
仲良くなったらメールをしましょう。台湾人もfacebookをやっていています。LINEもみんなやっています。スマホもみんな持っています。メールをすることで自然と繁体字の勉強ができます。友達なのでどうにかしてメールで来た繁体字を読もうとします。この読もうとするときに繁体字の力がつきます。
旅行中の看板やブログサイトを利用して台湾中国語の繁体字を勉強
実際に旅行に行くときは繁体字の看板やメニューもチェックしましょう。
ハーゲンダッツ
ドトール
日本でカタカナで表記されるのもすべて漢字です。台湾人とコミュニケーションをとるときは英語も通じるのでFamily Martと言っても通じます。メールをしていく中で自然と覚えればOKです。
食事をするときのメニューや注文票も勉強になります。食べたい気持ちが中国語を脳に印象付けます。
テキストや辞書で本格的に繁体字の勉強をすることもいいんですが、生活の中で看板を見ると右脳が働き記憶に残りやすくなります。台湾人の友達とメールをしたら心も動くので右脳イメージ力が格段に上がります。看板は写真でもいいんで雑誌やサイトをチェックしてみてください。
iPhoneで繁体字のメールをするときの入力方法をこちらにまとめました。設定をすると手書き入力もできます。右に予測した文字が出てくるので便利です。