台湾旅行中に出会ったイギリス人と中国語の勉強

台湾旅行中にのイギリス人男性と出会いました。このイギリス人の中国語の勉強がすごくいい方法だったのでご紹介します。

 

台湾旅行

 

最初は英語でいろいろ旅の話をしてました。そして台湾での食べ物の注文の話になりました。これを教えてくれと言われ1枚の牛肉麺の注文表を出してきました。

 

イギリス人を簡単に紹介すると次のとおりです。

 

1.アジアを2年間旅行中
2.その2年の中で台湾を2ヶ月旅行中
3.台湾には来たばかり
4.中国語力はほぼゼロ
5.ニーハオぐらいは言える

 

旅行が大好きな50歳前後のジェントルマンです。

 

中国はほとんど話すことができません。それでも旅を楽しんでいます。そして興味があることはいつでも学ぼうとしています。

イギリス人が中国語を覚えた5ステップ

タイミングよくわたしと出会い中国語のコツを30分ぐらい話すことになりました。いいタイミングやいい縁は突然やってきます。わたしも楽しいし時間を過ごすことができました。イギリスもこれからの台湾旅行で好きなものを食べることができるようになったでしょう。

 

テキストや教科書なんてもちろんありません。使ったものは牛肉麺の注文表です。

 

1.牛肉麺の注文表を見る
2.漢字をグルーピング
3.漢字を英語にしていく
4.発音をアルファベットで書く
5.その場で発音

 

牛肉麺の注文表を見る

牛肉麺の注文表を見ても最初は全く何がなんだかわからないみたいです。それもそのはず全部漢字で書いてあります。英語はどこも書いてありません。日本人は漢字を知っているので有利ですが漢字文化圏ではない人は不利になります。

 

漢字をグルーピング

この注文表の中に同じ漢字がたくさん出てきます。これをどんどんグルーピングしていきました。

 

牛肉麺

 

漢字を英語にしていく

こんな感じでどんどんグルーピングしていきます。

 

牛はbeef
麺はnoodle
湯はsoup
飯はrice
手工はhandmade

 

英語にしていくとイギリス人はどんどん納得して覚えていきました。

 

発音をアルファベットで書く

次は発音です。ピンインの発音を最初から教える時間はもちろんありません。イギリス人も興味はありません。なので聴いたままをアルファベットで書いてもらうことにしました。それを見ながら発音するとなんとなく発音は合っています。そして通じます。

 

近くにいた台湾人も一緒にイギリスに教えていましたが台湾人はピンインはわかりません。日頃は注音を使っています。わたしが発音しやすいように少しピンインをアルファベットで書いていきました。

 

その場で発音

あとはオウム返しにどんどん発音練習をしていくだけです。ほんの30分くらいで注文票の内容と発音を習得していました。

イギリス人の中国語勉強法のコツ

「次回から自分の好きなもの食べれるようになる」と言ってイギリス人は大喜びでした。

 

今回のイギリス人との出会いでの中国語勉強法を整理するとこうなります。

 

1.必要なことを学ぶ
2.優先順位をつける
3.やる気を爆発させる

 

この後またおしゃべりしている中で旅先でよく使う言葉を教えてもらいました。イギリス人の1番好きな言葉です。

 

レッツゴー

 

これを10カ国語以上で言えるといっていました。そしてその場で言っていました。「トルコ語ではこう言うんだよ」「ロシア語ではこう言うんだよ」などなどどんどん言っていました。

 

なんでこの言葉を覚えたのか聞いたらポジティブな気分になるからだよと言っていました。なんかおもしろいことがあったら「一緒に行こう!」って言えるだろって言っていました。

 

まとめ
牛肉麺の注文表から派生した中国語レッスン。旅の出会いはいいものです。

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