中国語会話の型を身につける
「中国語が話せない」「会話が続かない」というコメントがたくさんきます。中国語を話す前にこの会話の型を身につけるとスムーズにいきます。
型はこの三角形を見てください。
主張、理由、説明の順に話していけばスムーズにいきます。これを話すための単語を覚えていくといいでしょう。これは趣味の話をする時も、仕事の話をする時も通用します。
日本語で話している時は知らず知らずのうちにやっていることです。しかし中国語会話となると単語と単語でつなげ何を話しているのか分からなくなることがあります。これは相手もわからないし、自分自身でも分からなくなることがあるので要注意です。
ここでのポイントは主張から理由を言いつつ説明を言う、大きい方から小さい方へ話を進めていくということです。たまに説明から始まって主張が何か分からないまま時間だけがただ過ぎていき最後に「そんな主張だったのね」ということもあります。これは日本人が日本語でカフェでよくする会話です。悪い事ではありませんが基本の型ではありません。伝わりやすい型ではないのです。
型というのは基本ということです。まず基本を押さえた上で応用していけばいいのです。
中国語会話の型の具体例
では具体的に例を出して説明していきましょう。
台湾が好き
食べ物がおいしい
中国語勉強したい
台湾人が素敵だ
食べ物がおいしい
小籠包が美味しい
牛肉麺が美味しい
夜市が好きだ
中国語の勉強
台湾映画が好き
台湾音楽が好き
台湾旅行が好き
台湾人が素敵
いい加減って面白い
明るい
初めて会ったのに友達みたい
主張について理由を3つ、その理由の説明をまたそれぞれ3つ言うと話もスムーズに進みます。相手も聞きやすく会話はどんどん弾みます。
他の例でも、各自やってみてください。主張は何でもいいです。
この基本ができて応用をやっていきましょう。守破離の法則と似ています。守破離とは守って破って離れるという3段活用です。茶道から来た言葉です。
いつでも基本に戻れると分かっていれば裏技として説明から始めてもいいでしょう。いつでも主張が言えるから大丈夫です。ここまで技を使えるともうお笑い芸人レベルの技になるかもしれません。中国語ペラペラです。
まとめ
普段の日本語はここまで気にしてないと思います。しかし話が上手な人はこれが整っています。気にしてるかどうかはそれぞれ違いますがわかりやすいのには理由があるのです。中国語はこれから極めていく学問です。最初はこの型を気にしながら会話をしてみてください。