中国語3分間スピーチに合格し独学勉強法を伝授
1時間×10回で
ゼロから中国語3分間スピーチ
友達をつくるために(全10回)
第10回
中国語勉強法のコツ
今回のレッスンはほんわり和やかムード。だって中国語3分間スピーチにも合格し、今日でゼロから中国語3分間スピーチ(全10回)が終了するから。始める前は1時間×10回でそんなことができるのかと思っていたようですが、見事に合格しました。
この日は今後わたしがそばに居なくても独学で中国語の勉強ができるように質疑応答と、中国語勉強法のコツをお伝えすることにしました。
リアルレッスンのメリットを活かした中国語レッスン
お伝えすることはいつもこのサイトにも書いていることです。サイトを読めばわかるのですが、会って話すと吸収力も違います。どんどん吸収してもらおうと思いどんどんお伝えしました。リアルレッスンのメリットです。
お伝えすると言っても1時間なので時間が限られています。ダイジェスト版で急ぎ足でお話しました。
質疑応答の中で注目した中国語勉強の質と量の話
話している中で詳しく聞かれたのが質と量の話です。対面で話すどんなことを疑問に思っているのかわかるので話しやすいですね。
質と量は両方大事なのですが、質にこだわるあまりスピードを無くし量をこなせない人を多くいます。語学はスポーツにも似ているのである程度の量も必要です。量は練習でもあります。量をこなしているうちに質が高まることもあります。
例えば
質=試験で合格する文法の会話
量=なんとなく伝わる会話
きちんとした文法を極めようとするあまり会話できない人が多くいます。なんとなくでいいので伝わる会話を繰り返すうちにちゃんとした文法になる人もいます。会話を上達させたければ後者の方が近道です。
質=内容
量=速さ
こんな言い換えもできます。内容を重視するあまりスピードが出ない人がいます。テキストの勉強がそうかもしれません。わかるまで先に進まない勉強の方法です。わからなくても先に進んで振り返るとわかることがあります。臨機応変に対応した方がいいのです。
質=わかりやすい会話スピード
量=音楽、映画の会話スピード
いつまでもわかりやすい会話スピードで勉強していても、音楽や映画の会話の中国語はわかりません。わからなくても音楽や映画のナチュラルスピードをどんどん体験してみてください。つまづいていたところをあっという間にクリアーする場合があります。車で高速道路を走った後に一般道が遅く感じる感覚に似ています。
質にこだわって前に進まない人はぜひ量をこなしてみてください。そのときに質は気にせず量をこなすといいです。
コツは質にこだわらない
質と量のバランスをとりながら勉強してください。
中国語3分間スピーチをきっかけに世界へ羽ばたく
こんなことを話ながら1時間があっという間に過ぎていきました。中国語を教えながら中国語の勉強法を教えました。街の教室では中国語は教えても勉強法を教えるところはほとんどありません。勉強法といっても本人の興味と中国語を結びつけるお手伝いをしただけです。
中国語3分間スピーチは難しく考えれば難しいし、簡単に考えれば簡単です。
この1時間×10回のレッスンをきっかけにどんどん世界へ羽ばたいていくことと思います。