よくある質問!シンガポールは英語なの中国語なの
シンガポールという国の名前は知っているけど、シンガポールのことはよく知らない人も多くいます。世界地図を見ながらシンガポールを指さしてもらおうとするとドギマギする人がいます。場所も大きさを示す面積がどのくらいかも知らない人ばかりです。
上記は日本での話です。これがシンガポールに行って生活したり仕事をしたりするとその印象とシンガポールに関する知識は変化していきます。
シンガポールは赤道直下にあり、常夏で、面積は東京23区くらい、日本との時差は2時間です。
ここから中国語の話題へ入っていきますね。
シンガポールの公用語は英語だけどみんな中国語を話している
シンガポールって公用語が英語で、みんな英語を話しているんじゃないの?と日本で何回も日本で聞かれれました。公用語は英語ですが、多くの人は中国語を話しています。
ここで注意が必要なのですが、日本では大多数の日本人は日本語しか話せません(このブログを読んでいる人を除く)。しかしシンガポールでは大多数が3カ国語以上話します。これは高学歴の人に限ったことではなく、普通のおじちゃんおばちゃんも数カ国語話します。
このような状況なので、仕事で英語を話し、友達と中国語(普通話)を話し、自宅で家族と広東語を話すというパターンが多くあります。
シンガポールは多民族国家なので多くの人種がいます。わたしが仲良くなった人で8カ国語話す人もいました。いい忘れていましたが中国語を使った短期の仕事で数回シンガポールに行ったことがあります。なのでシンガポールに詳しくなりました(台湾も好きなんだけど)。
シンガポールの中国語は北京語(普通話)ですか?
中国語を勉強している人によくあるシンガポールの質問を2つ紹介します。みなさんも気になることだと思います。
シンガポールの中国語は北京語?
中国語を勉強している人は気になるのがシンガポールの中国語に方言とかあるのかどうか。今勉強している北京語(普通話)は通じるのか。こんな不安と心配があると思います。
普通話がシンガポールで通用します!
これは奥深い内容になるのですが、例えば今のシンガポールの大人のひとつ前の世代(おじいちゃんおばあちゃん)は中国のいろんな地域からきています。中でも多いのが福建省や広東省の人たち。もちろん北京や上海から来た人たちもいます。
その人たちは家庭で福建語、広東語、上海語を話すのですが、この人たちが集まったときに福建語と上海語の会話は通じません。そこで中国語の標準語(普通話)が話されています。
例えるなら青森から東京に行った人と鹿児島から東京に行った人が方言は通じないのでテレビの言葉である標準語で話しだすのと似ています。
なのでわたしが勉強した中国語(普通話)も通用しました。中国語でスムーズに仕事ができました。
シンガポールの中国語表記は簡体字?繁体字?
もうひとつのよくある質問が
シンガポールは簡体字?繁体字?
これはシンガポールに行けばすぐにわかるのですが、意外と日本にいる人は知りません。日本に住んでいる大連出身の中国人も高雄出身の台湾人も知りませんでした。
答えは簡体字。
シンガポールに行くと道路標識は英語と中国語表記のところがあります。簡単なところは英語表記だけのところもあります。大事だったり危険なところは4カ国語表記です。
英語
中国語
タミル語
マレー語
シンガポールの人種の割合は
中華系:約70%
マレー系:約15%
インド系:約10%
その他:約5%
シンガポールの人口も増えていて日々変化していますが中華系の割合が多いのは変わりません。
普通話の中国語はシンガポールでも通用します!
まとめ
日本でNHKのテレビで中国語や一般的な中国語テキストで勉強している人は、その中国語がシンガポールでも通用します。
シンガポール人たちは日本人を見ると英語で話し掛けてきます。しかし華人の人たちには中国語で話すと喜ばれます。なぜかというと普段話している言葉が楽だし、話しやすいからです。
それとシンガポールに日本企業も多く進出していて日本人は2万人以上いると言われていますがその多くの日本人は英語を話し中国語を話すことができません。シンガポールで仕事をしたいと思う人はチャンスですよ。中国語を話せると仕事の幅が広がります。
わたしも何人ものシンガポール人に「你会讲华语吗?(あんた中国語話せるの?)」と言われました。そして中国語でいろいろ話しシンガポール人と仲良くなりました。
シンガポールに興味がある人も、これをきっかけにシンガポールに興味が湧いた人も、中国語は武器になるのでそのまま勉強続けてくださいね。加油!