2016年4月のNHKのテレビで中国語をピックアップ

テレビで中国語

NHKのテレビで中国語の4月の回の話です。録画して4回まとめて見ました。4月はスタート時期で初級編ですがもうすでに中国語を話せる人が見ても勉強になります。

 

もちろんゼロから始めた人はここから始めるといい勉強になるので毎回見ることをおすすめします。テキストがある人はテキストと平行してやってもいいし、ただ単にテレビを毎週見るだけでも中国語の蓄積になります。

 

今回は王陽さんのコーナーで取り上げているイマドキ中国語に注目しました。


王陽のイマドキ中国語のコーナーに注目

スマホ

NHKのテレビで中国語を見ていてこれはいいなと思うコーナーがありました。川島海荷さんのルックスや段さんのときおり厳しい中国語発音チェックや三宅先生のギャグも気になりますが、今回チェックするのは王陽さんのコーナーです。

 

王陽さんのコーナーでイマドキ中国語を紹介しています。辞書に載ってないような中国語単語ですが、新聞やインターネットでは普通に使われている単語です。流行の単語だったり、新しいできたばかりの単語です。わたしも知らない単語がありました。

 

これを覚えてネイティブとの会話の場面で使うだけで、この人は中国語の最新情報をよく知っているなと思われます。これはしばしばプラスのイメージになります。

 

ひとつずつチェックしていきましょう。

 

低頭族

流行の言葉は意味を聞く前にイメージするとおもしろいです。あとで「なるほど」と腑に落ちる瞬間が気持ちよくなります。低い頭の族ってなんだろうって想像します。意味はスマホ画面ばかり見て下を向いている人たちです。これはスマホが普及していない時代にはもちろんなかった単語です。イマドキ中国語は言葉は生き物なんだなと再度認識させられます。

 

吃土

今度は直訳すると土を食べるという意味です。これが転じてどういう意味になるのかというと、ここでまたイメージしてみてください。土を食べなきゃいけないほどお金が無い状態です。お金を使い過ぎて食べ物を買うお金がないという意味です。土を食べたことがあるのか!ってツッコミを入れたくなります。

 

打醤油

醤油を打つとはどういうことでしょうか。これはテレビである人がこの発言をして有名になった単語です。それからこの単語が一人歩きして使われるようになりました。醤油を買うくらい普通なことという意味です。それを要約して使うときには無関心という意味になります。


漢字文化圏の日本人だからこそおもしろいイマドキ中国語

どのイマドキ中国語もおもしろいです。イメージすればするほどおもしろくなります。漢字のイメージと中国語の意味が重なるか重ならないか微妙なところがわかる日本人ならではの楽しみ方です。漢字文化圏ではない欧米人にはこの感覚は難しいはずです。自分の感覚も活かしながら中国語を勉強するとさらに楽しくなります。

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