中国語の記憶力を高める10の方法とは
中国語を勉強していてなかなか頭の中に入ってこないという人も多いと思います。なぜ頭の中に入ってこないのか、入ってくるときはどんなときなのか分析し原則がわかると記憶力も向上します。
原則はどんな記憶法にも当てはまるのでそれを中国語に当てはめていけばいいのです。今まで使ったことがある原則もあるはずです。知らず知らずのうちに使った記憶法もたどっていけばこのどれかの原則に当てはまる可能性が高いんです。
10の記憶の基本原則を中国語と関連させてまとめました。
中国語の記憶力を高める10の基本原則
原則1.
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を中国語に結びつけましょう。本場の小籠包を食べたことがある人は五感を使っているので小籠包という単語を記憶しやすい状態になります。湯気をみながら、ジューシーで、熱い小籠包を台湾で頬張ったことがある人とない人では小籠包の発音も違いが出て当たり前です。経験が大切です。さらにいうと経験の奥にある五感を使って覚えることが大切です。普段から五感と中国語単語を結びつけることを意識してみましょう。
原則2.
誇張して大袈裟にすると覚えやすくなります。誇張して話してみましょう(嘘にならない程度に)。その中国語は記憶に刻まれます。
原則3.
リズムを持って覚えましょう。音楽のリズムもそうですが、語呂合わせもリズムです。中国語発音をピンインを見て覚えるより、耳でリズムで覚えた方が早いときがあります。
原則4.
色を使うと記憶しやすくなります。テキストにマーカーを引くのはもちろんですが、ネイティブの中国人を色で例えてみたりすると色の名前の中国語も覚えることができ、多くの中国語の名前も覚えることができ一石二鳥です。
原則5.
数字はラベルを貼ること、分類することに似ています。こちらの記事に分類に関する中国語勉強法を書いたので参照ください。
原則6.
効率的に勉強するときに記号は役に立ちます。文法をSVOで表現するのも記号の一種です。
原則7.
グループ分けして覚えると、覚えやすく、思い出しやすくなります。中国語単語も、食事に関すること、体に関すること、ホテルに関することなど、体系づけて順番に覚えていくと記憶力は高まります。
原則8.
魅力的なイメージをつけると関心が高まります。関心が高まると覚えやすくなります。中国の世界遺産に興味があったらそこの魅力から中国語単語を覚えるのもひとつの方法です。
原則9.
クスっと笑えるものは記憶に残ります。ユーモアがあり面白いことを言えば言うほど覚えています。思い出しやすくなるのです。中国語でも面白いことを言う前に日本語の訓練も重要です。
原則10.
わくわくすると記憶に残るし、思い出しやすくなります。最初は特に中国語を話すときワクワクする内容で勉強すると上達も早いです。
まとめ
10の原則を使いこなし中国語の記憶力を向上させよう!