記憶力の低下ではなく中国語を復習する回数の激減に原因あり
学生時代は英単語や歴史年号など覚えられたのに、大人になって記憶できないと嘆いていませんか?そしてそれを年齢のせいにしていませんか?
はっきり言うと、年齢のせいではありません。復習する回数の激減に原因はあります。
復習とはインプットとアウトプットの回数を繰り返すこと。大人になると、時間がないことを理由に復習できず、1回テキストを読んで終わりという人も多いのではないでしょうか?年齢のせいではなく復習する時間と回数の激減が原因なのです。
記憶力の低下ではなく中国語を復習する回数が問題である理由
こんな経験をしている人も多いはずです。
昔は知人の電話番号を覚えていたのに、携帯電話を使うようになってからは、覚えられなくなった
これは年齢の問題でなく時代の問題です。機械の発達により、電話番号は携帯電話の中にインプットされ、人間の脳で復習する機会がなくなったのです。復習する機会を失った電話番号は記憶されるわけもありません。携帯電話を持っている若い人も知人の電話番号は記憶していません。まさに年齢ではなく復習の問題なのです。
中国語の記憶力は目的と復習の回数で向上する
では大人になった社会人はどうすれば記憶力が向上するのかというとこの二つです。
1.復習する時間をつくり回数を増やす。
2.目的を持って学習する。
1.は学生時代と同じ正攻法です。時間をつくれる人は学生時代のように記憶できます。社会人になって時間なんて無いよという人も多いはずですよね。そん人におすすめなのが目的を持って脳に定着させる方法です。
目的を持つと脳はどうなるのか
1.興味がわき自然と注意力が働く
2.脳が情報を集めはじめる
3.効率よく脳にインプットされる
こんな流れができます。この流れに乗ると時間を短縮して勉強ができます。
例えば好きな台湾人歌手がいてこの歌手の中国語歌詞を覚えたいという目的を持ちます。まずは歌詞をインターネットで調べ、YouTubeを聞きながら中国語単語と発音の答え合わせをします。鼻歌が歌えるようになる頃は、テキストで中国語を勉強するよりも早く中国語単語が覚えられるはずです。
資格試験も記憶力向上につながります。中国語検定という目的を持つと、それに必要な文法や単語を勉強しはじめます。まずは中国語検定合格が目的になるので最短コースで必須項目を脳にインプットさせ復習します。まさに効率的勉強法です。目的が中国語検定合格のときは有効です。
中国語を話せるようになりたいという人は中国語検定と同じ勉強法ではなく会話中心のほうが最短コースをたどれます。いつもいうようにネイティブとの交流は記憶力の面から見ても効率的です。
まとめ
中国語の記憶力向上は目的と復習の回数がカギ。