中国語の方向補語の意味範囲は広い

中国語の方向補語

方向補語についてのエッセイです。

 

方向補語とは、「上、下、进、出、回、过、起、开」。八大方向補語とも呼ばれています。

 

慣れれば簡単なんですが、教科書だけ読んでいると何が何だかわかりません。しかしイメージをつかむとわかりやすいんです。

 

日本語でも方向補語は使っています。日本語は母国語なので文法の意識はありませんが、あるんです。

 

例えば、「駆け上がる、立ち上がる、考えてみる」など。中国語の場合はさらに抽象化され応用範囲が広がります。


中国語の方向補語の基本と応用イメージまとめ

方向補語をイメージでチェックしていきましょう。

 


基本イメージ:下から上への移動
応用イメージ:広がる、深まる、達する、はっきりとする

 


基本イメージ:上から下への移動
応用イメージ:動作、行為の結果

 


基本イメージ:外から中へ入る
応用イメージ:外から中への移動

 


基本イメージ:中から外へ出る
応用イメージ:中から外への移動

 


基本イメージ:もとの場所へ戻る
応用イメージ:まわる

 


基本イメージ:通過する
応用イメージ:時間の移動

 


基本イメージ:ある動作によって下から上に移動
応用イメージ:動作の開始

 


基本イメージ:開く、離れる、別れる
応用イメージ:事象の開放

方向補語を応用した中国語の例をチェック

中国語の方向補語を勉強するときのコツは基本イメージをしっかり押さえて、応用イメージの翼を広げることです。例を上げるとこんな感じです。

 

回锅肉
ホイコーローも意味の意味もわかってきます。鍋を回して肉を炒めるので回鍋肉です。

 

分开
分けることです。分だけでなく开も付けているのは、分けるだけでなく分けて離れることを付け加えています。

 

中国語の特色として漢字二文字で表現したほうが見た目も聞き取りも分かりやすいという面もあります。なのでなおさら方向補語が活躍するのです。補語というだけに言葉を補う役割があるのです。

頭のいい中国人の友達の口癖は方向補語の接下来

小籠包

頭のいい中国人の友達がいます。この友達の口癖が「接下来」でした。この単語の意味を中国人はみんな知っていますが、連発していう中国人はそんなにいません。友達は会話の中で何回も「接下来」と言っていました。

 

最初はなんとなく意味を把握していました。次に英語のandと同じタイミングで言っているなと思いました。そして、中国人の友達に「接下来」の意味と文法を教えてと聞くと、文法なんてわからないと言っていました。

 

そしてある日テキストを開きパラパラ読んでいると方向補語のページが出てきて「接下来」の「下」は方向補語なんだとわかりました。

 

次回は比較についてのエッセイです。




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