メルマガ読者さんから中国語会話に関する質問
みなさん中国語の勉強でいろんな悩みがあるようです。
メルマガ読者さんからこんな質問がありました。
質問内容
街中で話したくても言葉が出ず、聴くときも「もう一度言ってください」とか、「ゆっくり喋ってください」を言い出す勇気がなかなか出ず、折角の機会にチャレンジが出来ずに帰ってきました。どうしたら、勇気が出てジェスチャーででもコミュニケーション出来るでしょうか?良い方法ありますか?
これを解決するコツはみんなも知りたいと思いシェアすることにします。
中国語会話のきっかけをつくる3つのポイント
中国語の悩みだけど中国語の悩みではありませんね。「勇気を出してください!」というのは簡単です。しかしこれがなかなか難しいから一歩踏み出せなかったはず。
わたしは周りの人から見ると気軽に声を掛けているようです。何も考えていないと思っていましたが、この前漫画を読んでいると1秒以内のコンマ数秒の世界にも人間は何かを考えて判断していると再確認しました。自分がコンマ数秒で何を考えているか項目にしたので参考にしてください。
まずはここです。この選択を無意識にやっています。対象が一人しかいないときは選べませんが例えば街で場所を質問するときは答えてくれそうな人に質問するはずです。この選球眼が磨かれれば中国語の質問に応えてくれる確率も高くなります。
意外と多いのがこれです。相手も困ります。質問が具体的であれば相手も助けてあげようという気になります。「おすすめ料理は何ですか?」と聞くより「1番注文が多い料理は何ですか」の方が具体的です。「台北でおすすめの観光スポットはどこですか?」と聞くより「台北駅にはどうやって行けばいいですか?」の方が応えてくれます。最初は具体的な質問をして会話が弾んだところでおすすめスポットを聞けばコミュニケーションも上手くいきます。
今知りたいことを聞くと応えてくれる可能性が高まります。その代表例として「トイレはどこですか?」。もし中国語初心者なら例えトイレの場所を知っていても中国語の練習のために中華圏に行ったら聞くことをおすすめします。視点を逆にしてわたしが日本で中華圏の人によく聞かれる質問があります。
この水は飲めますか?
駅にはどうやって行けばいいですか?
両替所はどこですか?
この場所にはどうやって行けばいいですか?
これは無料ですか?
最初はこんなポイントを切り口に中国語で話し掛けたらいいと思います。話しやすかったり仲良くなったら次のステップに進めばいいんです。
話し掛けた人すべてではありませんが仲良くなった人とは「人生の夢は何ですか?」「仕事は順調ですか?」「最近のマイブームは?」こんなことを話すようになりました。
中国語の問題のようで中国語の問題ではなくコミュニケーションの問題でもあります。しかしこれも経験や慣れでできるようになります。最後は「勇気を出してください!」ということになりそうですね。